音と読譜 / GUIDE 02
ギターの五線譜:実音と記音の関係
ト音記号の譜面とギターの指板を対応させ、1オクターブ異なる実音と記音を理解します。
譜面の位置と音名をつなぐ
五線譜は線上と線間の位置で音の高さを表します。ト音記号では下から2番目の線がG。その上下へ、F・G・Aというように音名が順に並びます。五線からはみ出す音には加線を使います。
シャープやフラットは音を半音変えますが、音符の線・間の位置は元の文字名に対応します。たとえばF♯はFと同じ譜面上の位置に書き、♯で高さを変えます。
| 弦 | 開放弦の実音 | 選んだ音の位置 |
|---|---|---|
| 6弦 | E2 | 0フレット |
| 5弦 | A2 | この弦の0〜22フレットにはありません |
| 4弦 | D3 | この弦の0〜22フレットにはありません |
| 3弦 | G3 | この弦の0〜22フレットにはありません |
| 2弦 | B3 | この弦の0〜22フレットにはありません |
| 1弦 | E4 | この弦の0〜22フレットにはありません |
ギターは記音より1オクターブ低く響く
一般的なギターのト音記号による記譜では、実際に鳴る音は書かれた音より1オクターブ低くなります。6弦開放の実音E2は、記音E3として書きます。OTOの五線譜はこのギターの記音を表示します。
譜面のE3を見てピアノのE3と同じ高さが鳴ると考えると、ギターではずれが生じます。OTOの実音・記音の表示を確認し、音名だけでなく高さも対応させましょう。
一つの音を複数の弦で弾ける
譜面の音高だけでは、弾く弦とフレットは一つに決まりません。実音E4は1弦開放だけでなく、2弦5フレットでも弾けます。運指指定や前後の音、ポジションを見て選びます。
最初は0〜5フレットなど範囲を絞り、譜面→音名→指板の順に確認します。音名を言えることと拍を保って弾けることは別なので、リズムの練習は実際の譜面で並行して行います。
TRY THIS
音と指板で確かめる
- 実音E2を選び、記音E3の表示と6弦開放を確認します。
- 実音E4を選び、1弦開放と2弦5フレットを探します。
- 確認問題の「五線譜 → 音名」で、位置から音名を答えます。
リファレンスが開きます。再生ボタンを押すと音が鳴ります。
確認のポイント
ギターの記音は実音より1オクターブ高く、実音E4は記音E5です。